雑記-豆情報-

【豆情報】初めての海外登山・海外トレッキング、日本と何が違う?行く前に知っておくべきこと①「高山病」

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ネパールのヒマラヤ・トレッキングや南米のアンデスであったり、本場ヨーロッパのアルプスではトレッキングでも標高が3000m以上あることが普通だったりします。

日本では見ることができない景色、しかし標高に応じて問題になってくるのが高山病です。

実はプロであっても完全にコントロールすることは難しいとされています。しかし、適切な対処をしていれば、完璧と言わずとも効果的な予防施策があるのも事実です。海外遠征する前に一度確認しておきましょう。

 

1,高山病について正しい知識を身に着けよう。

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高山病と聞いても日本ではピンとこない人が多いかもしれません。高山病について著者の経験を交え、まとめてみました。

 

高山病(こうざんびょう、altitude sickness)とは、低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。最近では、「高度障害」と呼ぶ場合も多い (参照:ウィキペディア)

 

Q:どのくらいの標高から発生するの?

→A:本人の体調や体質により標高2,500m~、ほぼ全ての人が標高3,500m~より発症するとされています。

 

Q:どういう人がなりやすい人の?

→A:“耐性に個人の差異はほとんどない”と考えられています。

 

高度順応が強い人、弱い人など聞くこともありますが、実際のところはあまり当てにはなりません。確かに発症する場所が2000m台で起こる人は「比較的弱い」と言えるかもしれません。しかし、結果が高山病なだけで、その人の資質というよりも、実は登り方であったり、本人のその時の体調であったり、気分だったりと色々なものに作用されることも多いため、一概に「高地に弱い」としてまとめることが難しいのです。

 

※(一説では、ごく稀に遺伝的に高地に弱いという人もいるようですのでご注意ください。)

 

Q:高山病とはどういう症状なの?

→A:人によって差異が出ますが、初期、中期、危険域と大きく分けて3段階あります。

 

初期症状 = 《変化は感じるが、運動能力に影響がない状態》

諸説ありますが実感として、この状態を初期症状として捉えておきましょう。

 

【高山病・初期症状】

  • 放屁の頻発(気圧の低下で膨満感が強くなり、腸にガスが溜まるため)
  • 軽い頭痛(頭部の表層に違和感)、ちょっとした痛み
  • 睡眠障害(熟睡しずらい)
  • 顔・手・足のむくみや軽い痺れなど

中期症状 = 《運動能力に影響をきたす状態》

この状態になってしまった場合はその場から500m~1000mほど標高を下げるようにしましょう。(まだ3500m以上であれば、それ以下になるまで下げることが好ましいです)

 

【高山病・中期症状】

  • 疲労・脱力
  • 食欲がない、吐き気、嘔吐
  • めまい・ふらつき
  • 発熱・下痢
  • 激しい咳(特に横になっている状態)

危険域症状 = 《適切な処置が遅れると命に影響をきたす状態》

即時撤退、ヘリコプターや救急サービスを利用し、プロによる適切な処置を受けるようにしてください。危険な状態です。

 

【高山病・危険域】

  • 高熱・下痢・嘔吐を伴う脱水症状
  • 歩行障害・運動障害
  • 意識不明、昏睡状態、極度の疲労感など

 

【高度順応で心がける“8つ”の注意点】

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高山病を避けるための「高度順応」について以下8つのポイントについて留意しましょう。

 

①余裕をもったスケジュールを組む。

②たくさんの水分補給を心がける。

③体調にあった食事を取るようにする。

④標高はゆっくりとあげていく。

⑤1日にあげる標高は600mまで。

⑥頭痛と食欲は体調の最高の指標である。

⑦寝る時に体温が下がらない用に注意をする。

⑧1~2日停滞しても順応が不十分なら一度標高を下げる。

 

①余裕をもったスケジュールを組む。

順応は個々人の体調に大きく左右される問題です。チームで来ている人などは、自分や仲間が予定より順応が必要になった場合などを考慮した柔軟なスケジュールを組み立てるようにしましょう。

 

【モデルケース】

アンナプルナ・サーキットトラック、エベレストトラック(ネパール)

 

★第一順応

⇛ 標高3,200m~3,500mの間で到着日と合わせて最低2日の順応日を設ける

★第二順応

⇛ 標高4,300m~4,500mの間で到着日と合わせて最低2日の順応日を設ける

 

※順応する標高は、本人の体調と相談して、難しそうなら標高の低い場所ではじめても問題ありません。また、目安として標高3,900m以上で1泊以上滞在することが決まっていれば、必ずそれよりも低い場所で順応日を設けることが大切です。

 

②たくさんの水分補給を心がける。

順応に一番重要なことが水分を取ること、そしてそれをオシッコとして排出することです。水分が不足すると血の流れが悪くなり酸素が身体に行き渡りずらくなり高山病を引き起こす要因になります。1日あたり3L~4Lは最低飲むようにしましょう。また、放尿も非常に重要な過程です。1日あたり1.5Lは尿として排出することが望ましいとされています。この2点を守れるだけで安全度は高まりますので忘れないようにしてください。可能なら標高をあげていく過程でも頻繁に飲み続けることより順応がスムーズに進むのでおすすめします。

 

③体調にあった食事を取るようにする。

高所になると胃の働きが弱まりやすくなります。しかし登山、まして高地では消費するエネルギー量が非常に多く、食べることは非常に重要です。だからといって無理に肉類や消化に悪いモノを食べて胃の働きを止めてしまうことは更に問題になってしまいます。そのため順応過程で胃の働きが鈍ってる間は無理をせず消化によい食べ物を摂取するように心がけましょう。

 

《長期遠征、順応過程の力強い味方》

→国外のトレッカーも愛用!海外遠征で絶対に外せない粉末タイプのポカリスエット

 

 

→お湯だけで食べられる安心の日本食、フリーズドライフード

 

 

④標高はゆっくりとあげていく。

標高を上げて行く時、歩くスピードはゆっくり進むことを心がけましょう。特に高所の経験がない人はどの程度の高度でどんな影響が身体に出て来るかわかりません。スピードを抑える、呼吸を落ち着けていくことで順応が進めやすくなります。たとえ周りが早くとも焦らず気にしないようにしましょう。

 

⑤1日にあげる標高は600mまで。

標高4,000m以降は一日に上げる高度はMAX600mを目安にしましょう。(ただし、山頂アタックは除く)それ以上は高山病のリスクが上がりやすくなりますので注意が必要です。もし上のステイ先と下のステイ先で1,000m近く離れるポイントは上級者向けのコースになるので気をつけてください。

 

⑥頭痛と食欲は体調の最高の指標である。

高所登山を進めていくに頭痛の有無、食欲は山での健康状態を図る最高パロメータです。この2つに問題を感じていたら順応が足りていないということになりますので、スケジュールを見直すようにしましょう。

 

⑦寝る時に体温が下がらない用に注意をする。

1日のスケジュールを終えて、最後に注意すべきポイントが睡眠時です。標高が高ければ昼と夜の寒暖差は激しくなります。身体が冷えると酸素の消費量が増え、また呼吸器が萎みやすくなり酸素が不足しやすくなります。その日は問題なかったのに翌日に、深夜早朝のアタックの時間には頭痛が、、などということも起こりうるの注意が必要です。しっかとした寝袋を用意し、足元、首周りの温度が保てるように注意をするようにしましょう。

 

 

⑧1~2日停滞しても順応が不十分なら一度標高を下げる。

高山病の症状がおきて停滞するも頭痛、食欲不振などが2日以上続くようなら一度標高を落とすようにしましょう。日本ではどうしても体験できないので知識として広まっていませんが、最も強い順応は一度標高を下げて、再度標高を上げることで成ります。ゆっくりと確実に順応をしていれば多くの人が標高を下げずにある程度まで登れてしまいますが、この方法が一番強い順応になることを覚えておくようにしましょう。6,000m以上に上がるのであれば下げることは不可欠で非常に重要な行程になります。

 

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